とあるXの戯言

色々社会不適合者の話

Xジェンダー当事者でその他色々社会不適合者による、どうでもいい話たち。

初めまして:概要

初めまして。ようこそいらっしゃいました。

 

当ブログは私Jitianが、セクシャルマイノリティ(以下、セクマイ)だろうが働きたくなかろうが、何とか面白おかしく生きようぜ!という野望を達成すべく、立ち上げられました。

 

セクマイとは日本語表記にすると性的少数者、具体的には以下の項目に当てはまらないものが一つでもある人のことだと思っています。

 

・身体の性別と心の性別が一致する。

・性別は男性と女性、この2択のみである。

異性愛者である。

・恋愛はいずれするもの、性欲も持ち合わせている。

・一対一の恋愛が正しい。

 

先に申し上げると、私はXジェンダー/パンセクシャル(以下、パンセク)です。


「Xジェンダー?パンセク?何それおいしいの?」的なよく分からない人もそうでない人も、読み進めてもらえると嬉しいです。

 

また、唐突ですが働きたくありません。

向上心が想像よりかなり失墜していることが最近判明しました。

それなら、元からセクマイというマジョリティとは異なる「社会不適合者」なんだし、もうその道を極めていけばよいのではないか?と最近は開き直っています。

 

そういう奴ですが、よろしくどうぞ。

 

◆全体的な注意事項

当ブログにおける私のセクマイに関わる見解は、あくまで個人的なものであることをご了承ください(勿論無責任なことは書かないように精進します)。

 

◆自己紹介

HNは前述の通りJitianと申します。

分かる人は分かるかもしれませんが、ある意味本名です。


中性っぽいHNにも憧れましたが、そもそもおしゃれとか着飾ることにあまり興味がないし、最近ありのままって本当に楽だなと実感していることもあり、ほぼほぼ本名ってことでいいやということで、このHNにしました。

 

セクシャリティはというと、Xジェンダー(無性)/パンセクです。

 

性自認が無性です。
心の性別がないのです。身体(女性です)は置いておいて、自分の中で自覚している性別とは何とやら、と言った具合です。

 

基本的に面倒臭がりのため見た目を中性的にキレイにしようという意志が湧かない結果、見た目は大体身体の性別に沿っています。でもやっぱり服装に関してはちょっとトランスジェンダー的志向かも。 
できれば中性的な容姿の人間になりたかったというより、まっくろくろすけキッコロ(10代分かるかなw)みたいな、かわいいけど性別を全く連想させないような身体を手に入れたかった。というか人間をやめたい。

 

病んでないです。食欲と睡眠欲が人一倍強く心身丈夫で、毎日元気です。

 

セクシャリティの変遷は以下の通り。

 

シスジェンダーヘテロセクシャル

(マジョリティということ)(以下、シスヘテ)


トランスジェンダーなり損ない

性自認と身体の性別で違いがあり、性自認に合わせたい人)

(結局はシスヘテだと思っている)


レズビアン


バイセクシャル(以下、バイ)


→Xジェンダー(中性)、バイ


→Xジェンダー(不定性)、パンセク


→Xジェンダー(無性)、パンセク

 

セクシャリティは刻々と変化してきたとつい最近まで思っていましたが、考えてみればそれは概念や言葉を知らなかったからであり、実際はずっとXジェンダー(無性)とパンセク、これで定まっていることに気付きました。

 

現状戸籍は与えられたまま、名前も身体の性別を連想させるようなものですが変えたいほど嫌いでもなく、性転換のためのホルモン治療や手術を受けたこともなし、ジェンダークリニックにも行ったことはないです。
具体的にどこか変えたいとまでも思わないし、何をどう変えたいのかも分からないし、金もないしケチなので、現状維持。

 

ほぼ誰にもカミングアウトしたことがないので、社会的には一応シスヘテということになっています。ウソくさくて笑けてきますが。


(でも転職活動はカミングアウトして行っています。そのことも追って記録を残していきたいです。)

 

セクシャリティ自覚の変遷の詳細

 

【シスヘテ】

 

幼少期はシスヘテとかマジョリティとかマイノリティとかそんな概念は知るよりもありませんでしたが、性別二元論と異性愛しか知らなかったので自分もそうだと思い込んでいました。
つまり、GIDの方からよく聞く「小さい頃は男/女(身体の性別とは異なる性)だと思ってた」と言った現象はありませんでした。


まあ小さい頃で「無性」ということも無自覚でしたし、まだこの頃はジェンダーの押し付けへの嫌悪感、抵抗も激しくなかったのかなと思います。

 

GIDなり損ない】

 

やがで、シスヘテだという意識は根底にありつつ「私は男に生まれるはずだったんだけど、何か間違えて女に生まれてきてしまった」と思っていました。


具体的には、女子とはあまり合わないけど男子となら話が合う、女子の遊びとして多いおままごとや人形遊びにまるで興味がない、などでした。
それでも小学生のときはあまり性別は気にせず生活できていました(ほとんどの小学生はそんなもんだと思いますが、やはり私もご多聞にもれずそうでした)。

 

しかし、じわじわジェンダーセクシャリティの差が出始めていた高学年のあるとき、何らかの理由でテンションが上がった私は、一人称を「俺」と口走りました。

ハイテンションゆえの「俺」だったし、別にたまにゃ「俺」っつったっていいだろ、と楽観していました(今も自分の心の中での一人称は「俺」が使われていることが多いです)。


でもそのとき、周りにいたのがちょうど男子しかいなかったのですが、ドン引かれたことを覚えています。

「え、何?」と薄ら笑いしながら、何でそんなにお前ら驚くんだよ、別に俺は今までだってそんなんだったじゃねえか、何が変だっつーんだよ、と内心は結構ショックでした。

元々小学生に上がった頃からにわかに口が悪くなったので(原因不明)、だから「俺」と言ったって日頃の口の悪さからくるもの過ぎないと、私は考えていたからです。

 

前述の通り、その頃は高学年になってだんだん男女にコミュニティが分かれつつあり、私には女子のきゃっきゃした中でやり繰りするのがとてもストレスフルでした。
例えば、連れションとか手紙のやりとりとか、今考えても正直意味不明で、そういう流れに上手く乗れませんでしたし、できれば極力乗りたくもありませんでした
一方、男子としょうもない話をしている方が正直気が楽でしたし、楽しかった記憶があります。

 

とにかくそれからは、どうも人前で『俺』っつーと引かれるらしいな、言っちゃいけねえみてえだな、と覚えて滅多に口にしなくなりました。
その考えが長らく身に染みてしまったので、今でもセクマイのオフ会などでも「俺」とはなかなか言えません。

そのうち、ビジネス以外では「俺」と言えるようになりたいなという希望はあります。

 

レズビアン

 

性自認性的指向の違いという高等な概念は当時身も心もガキの私には知る由もありませんでしたが、何となく自分が分からない、馴染めない、何か違うというもやもやを抱えたまま中学生になりました。


小学生のときも恋もどきな感情を持ったことはありましたが、初恋だと明確に言える相手は、中学生になって好きになった友人の女の子でした。それで、今度は「俺は(性自認は女性の)レズビアンなんだ」と思っていました。

 

でもみんな厨二病だったことが災いして、その友人には勿論告白も何もできないまま、諸々起こって、仲良くなって1年半程度で絶交に至りました。
絶交した直後は、可愛さ余って憎さ百倍というように、私のことはまるで存在しないかのごとく避けるのに他の友人とは楽しく笑っているその子が憎くて憎くて仕方なく、半年ほど女の子をいじめてしまいました。主に影口的ないじめでした。

 

いじめというのは本当に怖いもので、当時私はそれを「制裁」と言って自分の中で正当化していました。実際、いじめだとは全く思っていませんでした。全くです。何で気がつかなかったんだろう。
それがいじめだったと気付いたのは、高校に進学した後、いじめに飽きてやめてから1年ほど経ってからでした。

 

その子に対しては、当時は本当に申し訳なかったという思いでいっぱいです。
そして、告白も何もできておらず未練タラタラなので、今でもどこかでまだ想っているところがあります。
小さな町なのでまれにばったりすれ違ったりもするし、成人式でも振袖姿を見かけたりもしましたが、「きれいになったな」と遠目に眺めるのが精一杯でした。

 

ところで、この中学の初恋で、初めて自分がセクマイだということをはっきり自覚しました。
性自認に関しては、まだ女子として生きることを強いられても全面的に否定したくなるほどでもなかったので、自分を誤魔化してやり過ごしていました(例えば制服とか)。


しかし、このときの自分は女(の身体)で明らかに性的に女性に恋をしていて、それは世間的には禁断だの何だの言われている類のもので、てことは俺は世間的には間違っている奴となるわけで……という背徳感のようなものをもっていることは明白でしたし、それを無視できませんでした。


セクマイ当事者だと自覚して悩みだしたのはこの頃からで、以降中高生のときは密かに悩み続けました。

 

ちなみに、今は四六時中考えこそするけど悩んでいるというほどではない、という程度にまで落ち着きました。

 

中学のときに忘れられない恋をしていながら、一方で引きずりやすいけど忘れやすいという相反する特性を持ち合わせている私は、高校入学直後に別の女子にほぼ一目惚れしました。
初めて会ったとき、何となく「ああ、多分俺この子のこと好きになる」と直感したのです。そして次の日にはもう落ちていました。

 

その彼女のことは1年半くらい好きでした。

しかし、その最中に彼女が男子と超短期間で付き合って別れたのを見て、「女の子」というものに夢を見ていた私は「俺はお前が誰かと付き合おうがいずれ結婚しようが、お前を密かにずっと想い続けようと思っていたのに、お前は他の人と軽く付き合って別れるんだな」と、勝手に上から目線で期待して相手の知らないうちに相手に裏切られた気分になって、別れた報告を聞いた瞬間に冷めてしまいました。

 

恐らく、今でも女性にファンタジーは持ち続けていると思います。
兄弟に弟がいるので、同世代の男性の一つの身近な例は知っていますが、姉妹はいないので、女性はキレイでかわいくて柔らかくて優しいとどこか信じています。
とか言いつつ、自分が上記の前提を持たれて他の人に女性として接せられたら胸糞悪いですけどねww

 

ちなみに、彼女とは今も友人として仲良くしています。

ユーモラスでユニークな感性を持っていて大好きですが、大好きな友人です。

 

バイセクシャル

 

高校入学時に一目惚れした友達に冷めた直後に、その彼女との繋がりで知り合った別の人に割とあっさり片思いを鞍替えしました。

 

結論から言うとその人ともやはり何もありませんでしたが(ていうか今まで誰とも何もない人生だし)、その人は私の人生を通しての知り合いの中でも少し毛色の異なる人でした。


その人も一般的に見れば女子高生でしたが、少し俺と同じ「匂い」がしていました。
つまり、直接カミングアウトされたわけではありませんでしたが、その人もセクマイでした。

 

実際、その人と私が知り合って片想いを始めて間もなく、その人は別の同級生(女子)と交際し始めました。
そいつがレズビアンなのかバイセクシャルなのか、トランスジェンダーなのかXジェンダーなのかは結局のところ今も分かりませんが、恐らく初めて身近なセクマイと知り合ったのは、そいつでした。

 

それまでは「俺は多分レズビアン」と思っていたのに、女子とは少し形容し難いそいつに片想いしているということは、じゃあ俺はレズビアンじゃなくてバイセクシャルなのか?俺(のセクシャリティ)って何なんだ?とブレ始めたのもこの頃からです(※当時、無知を極めていた俺は未だにまだセクシャリティ性自認/性的志向という概念を知りませんでしたし、その辺りを混同して考えていました)。

 

自分の中でいよいよ見過ごせない精神状態になった私は、初めて他人(学校のカウンセラー)に相談することにしました。
すると、私の朴訥とした話を聞いてくださった上でカウンセラーさんは「10代だからまだそういう感情があるのかも」「20代になってしばらくしたら変わるかも」と諭されました。

 

いや、その通りだと思いますよ。
でもその回答にどうにも私は納得がいかず「はあ、まあそうっすね」と返事して、特に何も議論が深まるなどなくして、無毛なうちに終わりました。

 

そもそもカミングアウトして環境を変えたいなどの願望はなく、ただ吐露してすっきりして大学受験に専念しようと思っていただけだったので、何も動きはないのは当たり前なのですが、でも今思い返すと話す前より「むしろちょっと落ち込んだ」気がします。
「誰にも言えなくて悩んでたんだね」「そのままで良いんだよ」とか、そういう旨の言葉を欲しかったのかなあと、今は思います。

 

ちょっと話がずれましたが、高校で惚れたセクマイと思われる同級生とは卒業後に一度だけ会うことがありましたが、それ以降は連絡を取ることもありません。

 

Xジェンダー/バイセクシャルパンセクシャル

 

先ほど「セクシャリティについて他人にぶちまけてスッキリして大学受験に専念」などと大口叩きましたが、正直全く大学受験は頑張れませんでしたww

昼間は机の上で寝て、夜もしっかり寝床で寝ていましたwwwそのため大失敗しましたwwwwwwww

 

はっきり言って浪人できるような金銭的に余裕のある家庭でもなく、ましてそもそも私自身が浪人してまでまた頑張る気もなく、滑り止めで辛うじて合格した中で、まさかの女子大に進学することにしました。
断っておくと、自分の意思で決めました。

 

その大学に決めた理由は、単純に受験した大学の中で一番家から近くて他はとても遠かったのと、入学前(高校生当時)は自分の性自認は女だと思っていたから問題ないと判断したからです。
むしろ「多分レズビアン」なので、女子大とかハーレムじゃん、ウハウハなんじゃね?くらいに楽観視していました。


戸籍上入学には何の問題もないので何でもない顔をして入学し、女子大生としての大学生活が始まりました。

性別で学生を限定する学校に通うのはこれが初めてでしたが、結論から言うと大学生活はとても楽しかったですが、女子大というものに慣れることはありませんでした。
女子として女子の群の中にいることに違和感を覚えたのです。それも、常に。

 

それは置いておいて、大学では2つ大きな出来事がありました。

 

一つ目は、私のセクシャリティがよりハッキリしたことです。

 

大学の講義で性に関する授業があり、半分は楽単目的で受講したのですが、そのときに以下の二つを知りました。

 

1. セクシャリティには性自認性的志向があり、これらは別物である。


2. 性自認は男/女の2つだけではなく、人の数だけ存在する、グラデーションである。

 

大変恥ずかしながら、その授業を受けるまでそんなことすら知りませんでした。
だからこそ当時の私には目からウロコで、「そっか、だから俺は女でも男でもねえんだ!」と初めて自覚したのはこのときでした。

 

それからは更に自分でもやっとセクマイに関して調べるようになって、その結果「俺はXジェンダーバイセクシャル」という、今のセクシャリティに近い自覚に辿り着きました。

 

今更ながら「Xジェンダー」に関して私なりに説明すると(非常に難しく度々界隈では論争の火種になるのですが)、「性自認が男性/女性の2つのどちらかで規定できない人」だと思っています。

私の場合は無性ですが、よくある小カテゴリとしては、以下があります。

・中性(男性と女性の間。完全な5:5ではなく、間ならどこでもよい、と思う)

・両性(男性でもあるし女性でもある)

・不定性(性自認がその時々で異なる。昨日は男性寄りだったけど今日は女性寄り、など)

 

個人的なことに話を戻しますと、Xジェンダーのコミュニティを探して初めてセクマイのイベント(座談会)に参加したのも大学生のことでした。

 

大学生になってから遭遇した二つ目の大きな出来事は、(大学でも同じサークルの女子に恋したりしましたがそれは省略して)久々に長期間男性に気を奪われたことです。
(中高生のときも男性に気があることもなくはなかったのですが、これは本当に文字通り気の迷いで1ヶ月も持続しなかったため、カウントしていません。)

 

実は、中高生のときは同年代の男子嫌いをこじらせていたので基本男性というだけで「対象外」だったのですが(年下および年の差が10歳未満の年上男性は対象外w)、いつぶりか同級生の男子に長期間想いを寄せ続けました。
(否、後半は恨みました。)

ていうか男子にちゃんと恋したのはこれが初めてかも。

 

前述の通り、小学生のころはむしろ男子といる方が楽でした。
ですが、中学では入学してほどなく学校崩壊しました。

その原因として大きかったのが校内暴力を振るう男子であり、しかもその数が結構多かったので(授業を妨害するレベルの者は1/3はいました)、一括りに男子を拒絶するようになりました。
1年生の2学期までは何ということなく会話できていた相手とも、3学期からシカトするような有様でした。

 

それから高校を卒業するまで、恐らく男子とは10本の指で数えるのに足りる程度にしか会話していないと思います。
高校は良いところだったし今思えばみんな良い人だったと思うのですが、器の小さい私には周りを見る余裕はありませんでした。
それに中高生のころはレズビアンだと思っていたため、わざわざ男嫌いを克服する理由が見当たりませんでした。

 

ですが、実際に女子大に進学したことによって「俺ってこの中だとガチでハーレム状態や」と疎外感、孤立感のようなものを感じました。正直進学先間違ったな、と。
また、大学を卒業したら社会人になることを考えると「そろそろ男嫌いも直さんとなあ」というぼんやりとした危機感も抱いていました。


そのため、サークルで知り合った男子とはなるべく避けないで話すように心掛けました。

おかげで、今では男嫌いをかなり克服できていると思います。

 

話を戻します。

 

そういうわけで、サークル活動で知り合った男子に長い間片想いすることとなりました。

 

彼は、影が薄すぎることを除けば至って一般的なシスヘテ男子です。
俺としては顔と名前が一致するのに2ヶ月かかったくらいにはアウトオブ眼中だったし、彼も出会った当初は彼女さんがいました。

 

出会ってほどなくして彼が彼女と別れなさって、その頃からたまたまタイミングが重なり彼と私は頻繁に会うようになりました。だがしかしまだお互いアウトオブ眼中。

 

それにも拘らず、本当にたまたまだったのに、(主に私の)周りが私たちのことを「付き合え」と煽るようになりました。
日に日にエスカレートしていって、煽られ始めたころは、煽っているうちの一人の同級生の女子に対して片想いを引きずっていたのに、私も大変に影響を受けやすい体質なので「こいつならノンケ(シスヘテと同意)でも大丈夫かも」と錯覚して、何だかんだあって彼と付き合うことになりました。

 

結局のところ「付き合う」という形式を取っただけで内容としては友達の延長線上、私も「ノンケの女」にはなり切れないし、そもそも気が小さいので相手の気を引くなんて芸当はできないし、と何も進展を見せず勝手に私一人でオロオロしているうちに彼が愛想を尽かして、数ヶ月で私はフラれました。

 

本当に何も起きませんでした。定期的に会ってどこかに出かけこそしましたが、強いて挙げるとすれば3分くらい手を繋いだというか、「無理無理無理無ry」と拒絶する私の手を彼が掴んだというか……。

 

彼の肩を持ってあげるとあくまで彼は所謂相当な優男でしたが、身もふたもないことを言うと最初から私のことは好きじゃなかったそうです。
当人を置き去りにして周りだけやたら盛り上がるもんだから、ノリで付き合ったら好きになるかな、と思ったらやっぱりただの友達だったそうです。

 

これで終わったら文字通りただの黒歴史ですが、フラれたときの私は、性格ひん曲がってるなりに頑張った。それは今でも褒めてやりたい。

彼に、初めてセクマイ当事者でもなければアライでもない人に、カミングアウトしたのです。
(アライ:セクマイの人を応援しているシスヘテ、みたいな意味)

 

実は付き合うことになったときは私も本当に彼が好きかどうか確証をもてなかったので、「ノンケじゃない俺がどこまでノンケに寄せられるかの実験」と言い聞かせていたところがありました。
だから確かにフラれたのは俺だけど、俺もお前を試験台にしていた節がある、これで俺もお前と同じ土俵に立てるだろ、という何とも相手に失礼な理由を自分の中で作って、カミングアウトしました。

 

もうサークルも引退していてみんなとあまり会わなくなっていた頃だったし、否定されたり、万が一みんなにバラされたりしてもそこまで被害は受けまいとの算段済みでのカミングアウトでしたが、彼は前述の通りどこまでも優男なので、一言「そっか」と、全く否定もしないし驚きも見せませんでした。

「俺、女じゃねえんだ。でも男でもないんだ。で、女性らしくするのが苦手なんだ」と言っても全く顔色一つ変えない彼に、私は「こいつ話聞いてなくね?」と不安すら覚えました。

 

しかしただ一言、「女の子に見えるけどね」と返されました。
こんな俺でもノンケの女に見えるんだ!と半分嬉しく半分悲しかったです。


「『女じゃねえし男でもねえ』っつった俺に『女の子に見える』っつったってこたあ、こいつ本当の意味じゃ分かっちゃねえな」とは思いましたが、全否定されてフラれることを覚悟してカミングアウトしたので、受け入れてくれただけで私は救われました。

 

なお、欠点の一つとして非常に口の軽かった彼は、しかしながら誰にもバラしていないようです。


もう今となっては学生時代の友人ともほとんど会わなくなってしまったからバラされても大して構わないけど、それでもありがとう。そして何と言っても、受け入れてくれて本っっっ当ありがとう。

 

ちなみに、以前この経緯などをつらつら書いた文でお金(←)をいただきました。
https://lgbt-life.com/topics/131/

 

まあかくかくしかじかあって、彼と別れた瞬間ボロボロ泣きだして、そのまま3日間ほど泣き腫らしました。
フラれた後に本当はやっぱり好きだったことに気付いて、しばらくしてもう一回俺から告白してみましたが玉砕して、その後は逆ギレして1年ほど恨み続けていました。
本当学習しねえよな。本当に悪かった。

しばらく恨んでいるうちに社会人になり、仕事のことばかり考えているうちに彼への恨みは忘れました。

 

大学生のときはサークルに身を捧げていた分、社会人になってから思いがけず逆に暇ができたため(こんなに性格が曲がっていてもフルタイムの正社員ですよ。世の中不思議ですね)、また久々にセクマイのコミュニティのイベントに行ってみることにしました。
新しい出会いや発見を求めて、大学生のときに行ったところとは別にしました。

 

今ではセクマイのイベントにあちこち参加することが一つの趣味になっています。
それを思うと、むしろセクマイでよかったとすら思っています。

元来出不精で、そもそもあまり友人と遊ぼうとか人と交流する発想にいたらない私は、旧友とも属するコミュニティが変わると途端に疎遠になるからです。


社会人になって、営業職でもないのでいよいよ顔を合わせる人がかなり限られてきていたのですが、セクマイイベントによって救われた感じがしています。

尤も、今でこそ色んなイベントに参加するようになりましたが、イベントに積極的に参加する方って結構限られていて、「あ、この前お会いしましたよね」「お久しぶりです」といった具合で、また知り合いが狭まってきている感じもします。

ゲイ/レズビアンだったら結構出会い的なイベントが多い印象なので、一方まだLでもGでもBでもTでもないセクマイは、確かに行ける箇所が限られているということもあるかもしれませんが。

 

お会いしたことのある方、いつもお世話になっていますm(_ _)m

 

ちなみに、バイからパンセクに呼称を変えたのは、バイだと「『どっちも』いける人」と捉えられて、それこそ自分のような既存の性別に当てはまらない人が除外されてしまうのでは、と感じたからです。
とりあえず、私より年上で心身健康で無性であることを理解して接してくれる想像力のある人であれば大歓迎、のつもりです。

 

◆その他自覚している性格や特徴

 

少し前に、発達障害自閉症スペクトラムADHD)の傾向が少しあると診断されました。
健常者と障害者のボーダーラインの能力と言われています。インプット(理解能力、知能)とアウトプット(話す、書く、計算するなどの処理)に差があるそうです。アウトプットの方が苦手なのです。

 

他人と長時間を共にすることや、理路騒然と口頭で説明することが苦手で、環境の変化にすぐに慣れることができず頭痛を起こしがちです。
視覚認知もちょっと弱く、視界に入っている物体をいつまでも見つけられなかったり、見たものを自分の都合の良いように解釈して早とちりするところがあります。
あと、眩しい場所や大きい音が苦手です。

 

一方、書くことは比較的得意な認識があります。
でも今ここまで読んでいただいただけでも、私が相当冗長な表現をするのは感じられていると思います。
その通りです。

 

整理することも苦手で、特に片付けは反吐がでるほど嫌いですが、最近は片付けを気が向いた程度に頑張っています。
物置と化していた学習机の底が、最近見えてきました。

 

あとは、非常に口が悪く、態度も気付くと横柄になりがちなので気を付けています。

 

その他としては、飽きっぽくて三日坊主どころじゃない、融通がきかなくて計画倒れしがち、行動力が極めて低い、石橋を叩き割る、打たれ弱いのに言うことか厳しい(口が悪いためそういう風に捉えられがち)、面倒なことは嫌い、好きなものには金と時間を惜しまないけど基本的にケチ、など。

 

あと、冒頭に書きましたが、働きたくないです。

今はセクマイ且つ働かなくても何とか生きていける道を模索中です。

近い将来会社も辞めます。きっと。

 

◆趣味など

 

まず、ジャニヲタです。
ヲタ歴も10年以上経ったし、貢いだ金額は数えたくないほどに膨れ上がっているほどなので、もう筋金入りと言っても良いと思います。

 

先述の通り男嫌いですが、一方で芸能界など出会うはずのないところでは男性タレントが好きです。
芸能界の女性タレントは、どうもノンケの男性が好きな女性像が反映されているように思えてあまり好きになれません。
女性タレントそのものを好まないのではなく、そういう風に作り上げている構造とか体制とかが気に食わないのです。

 

また、根っからのインドア派なので家や屋内でできる趣味は色々好きです。音楽とかお絵かきとか手芸とか料理とか。
反面アウトドアなことは好まないし、総じて苦手です。

 

 

 

というわけで長々と書き連ね続けましたが、よろしくどうぞ。