とあるXの戯言

色々社会不適合者の話

Xジェンダー当事者でその他色々社会不適合者による、どうでもいい話たち。

【行ってきた】FREESTYLE 2020

こんにちは、無職です。

某月某日、我らが大野智氏による個展 FREESTYLE 2020に行ってきて、カレーパンももらってきました。

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その後作品集も届いたので、その感想などなど書いていこうと思います。

個展

個展が最初に開かれた頃にはすでにファンだったけど、色々あって個展に来られたのは今回が初めてでした。

(謎の自信で抽選1次で普通に当たるだろと思ったらあっさり落ちて自暴自棄になっていたところ、お知り合いの方に先着2次を教えていただいて、何とかチケットを確保することができました。改めてお礼申し上げます。
ちなみにいつもこういうとき一緒に行く友人は、都心に行くのが怖いからと応募を見送ることにしたので、一人で行きました。ちなみに知人は私の地元である東京の端在住。こればっかりは仕方ない。いつか一緒に気兼ねなくご飯行けるようになったときに感想を伝えようと思う。)

やっぱ細けえ

今回新たに追加されたものは主に抽象画でしたけど、今まで見たことのある昔の作品も展示されています。

線が細けえ……。

私は大雑把な方だし、集合体恐怖症で(だからまともに見られない作品もいくつかあった(いつかの24時間テレビ草間彌生氏とコラボしたときは「まじかー」ってくらいだった))、且つ細かいものを書き続ける集中力がない分、本当にどうやって書いてんのかなあと疑問でした。
でも描いてる昔の姿の写真も展示されてましたけど、笑って描いてらあ。これは天才じゃ。

その点、抽象画の方がどう見りゃいいか分かんないけど(色の選び方はきれいだし、濃い色を厚塗りしてる割に重く感じないのは余白や白い絵の具がいいバランスなのかなとは思ったけど)(ランタンの絵が2枚もあったのは、キャンプ欲が出てしまっているwwと笑ってしまいましたが)、細かいものばかり見てると心身疲れるので抽象画が所々にあって気分が休まったかも。

鉄格子は演出なのか?ガチ対策なのか?

入場口からほど近くに、3mくらいの高さのしっかりした鉄格子で1畳ほどのスペースが囲まれたコーナーがあって、その中に作品に使った布や目の絵とかが雑然と置かれていました。

その場を遠くから見れば、スラム街というか、治安のよくない地域に置かれたアート作品のようにも見えるんですけど。

いや、このバリケードは、実用を兼ねているのでは?
実際、バリケードの高さは、恐らく160cm弱(確か女性平均身長)の俺が腕を伸ばしても届かないであろうっつーくらいでした。
大きな作品ならいざ知らず、そこに置かれていたのは片手くらいの小さなキャンバスの作品だったので、バリケードさえなければ係員の目を盗んで持ち出すような強火がいないとも限らないし。
改めて、最大手怖。

世界堂いいよねえ

大野さんのアトリエをイメージしたコーナーには、沢山の使用済み絵の具が散乱していて、その中にいくつか世界堂の紙袋もありました。
いつかの写真かなんかでも世界堂の袋を持ってる姿を見た記憶があるような気もするが、いいよねえ世界堂
俺が初めて行った画材屋さんも世界堂だったな。マンガ描く道具色々買ったなあ(小さい頃の夢は漫画家でした)。

画材屋さんはそれからもちょいちょい行って何を買うでもなく楽しんでるけど、初めて行った世界堂に久々に行きたいなー。
元あった場所にはもうなくて、近くの別の建物に移動したところまでは記憶あるけど、まだあるかなー。
もしかしたら大野さんも実家住みのときにそこの世界堂行ってたりしないかなー(立川店)。

そんなにプライベート切り売りしなくても……

そのアトリエ再現ブースの近くに、大野さんの中学生のときの数学のテスト解答用紙(100点中2点ww)が入った額縁と、小さい頃描いていた絵とか写真とかが心狭しと置かれたクリアケースがありまして、そのクリアケースの周りが一番人が集まって回転率が悪かったです。

みんな張り付いてるし、そのときの俺の脳は美術館に行ってるのと同じだから美術作品に興味が向いてて、作者は入り口か出口に年表を斜め読みすりゃいいテンションで、あまり大野さん自身への興味が薄れていたので、ちょっとだけ見てほぼスルーしてしまいましたw

それでも、隙間から見える模写の精度は高かったですけどね。
何歳のときに描いたのか正確には知らないけど(でもドラゴンボールとかは小学生くらいだったような)、あんなうまい絵を同級生が描いてるのを知ったら、挫折するだろうな。

にしても、みんな美術品を見に来たんじゃないんけ……?
大野さんも、展示するのは作品だけにして、事務所に入る前のプライベートは心の中に仕舞っておいたっていいのに……。
いや勿論大野さんと絵の関係を知るにはそこまで遡った方がいいんでしょうけど……でも大野さんがこのショーケースに群がる図を見たらどう思うかなあとか思うと、さらに見る気になれず……。
休止はやっぱりどうしてもしんどいですけど……大野さんのことを考えると一刻早く休んでもらいたいんですよね……何なら俺の方が先に休んでるし……。

(でもこの点については後で作品集のインタビュー読んで大野さんがファンのためにやったんだと知った。大野さん本当に思いやりが過ぎるぜ)

朝の時間帯にギロッポンに来るの久々だな(クソどうでもいい)

実は前職は六本木から近かったというか六本木は定期券内でした(今ニートだからもう定期ないけど)。

展望台から眺める中に職場見えないかなぁと思ったんですけど、方向音痴で位置関係分かんないのと、それにしたって目印となる某大きな建物が目に入らなかったので、まあ多分見えてませんでした。
そもそも視覚認知能力低くて、展望台から眺めてモノを見つけるってのすごく昔から苦手なので。

でも、確かにこういう大都会で少し前まで働いてたと思うと(つっても今仮に働き続けてたって在宅勤務で出勤してねえだろうけど)、今何者でもない自分に虚無感を覚えましたね。
大都会から突き放されて、お前の居場所はここじゃねえって言われたような気がしました。うんまあ確かに違うと思うけど。

ちなみに作品(一部を除く)だけでなく、会場内は景色の撮影も禁止なので悪しからず。

カレーパン

もちろんカレーパン付きの入場券を買ったので、展覧会見終わった後にはカレーパンを頂戴し、その日の昼飯が予定とずれて食べそこないそうだったので早速出先で食べました。うまかった。
(でも一般の入場券とカレーパン付き入場券の差額確認してカレーパンの値段を確認したら負けた気分になるので、絶対しない。)

紙袋の中に、ご丁寧に大野さんのチキンカレーのレシピもついてたのですが、肉の漬け込み時間と炒める時間、煮込む時間だけで3時間くらいかかるめちゃくちゃ手間かかるレシピだったので、きっと作らないと思いますww

この紙袋一生捨てらんねえな。

作品集

個展に行った数日後に作品集も届いたので見ました。というより読みましたという感じだけど。

最初と最後の絵がランタンなのはきっともう今すぐにでもキャンプで山にこもりたいという表れなのでしょう。

インタビュー

パグの絵を第二回のときに描いていたことを忘れていたし(2の作品集を取り出してみてみたら、あったわ)、その犬が誰のものなのかでひと悶着あった(?)ことも、2020の作品集内インタビューを読むまで知りませんでした。
本当に、何も考えてなさそうとか言われるけどめちゃくちゃ考えてるし気にしいな人だなあと思います。

そういえば、いつ何の番組だったか忘れたけど、バラエティで犬を描くっていうお題が出たときにも(多分宿題くんかしやがれだったと思う)櫻井画伯がクリーチャーを描いている横で大野さんがパグの絵を描いていた気がします。
私みたいなやつは漠然と耳が三角で立ってて(垂れてるかもしれないけど)口がとがってる犬っぽい何かを描きがちだけど、そうか絵がうまい人ってのは犬種まで限定するのかーなんて思った記憶があります。
それって2よりもずいぶん前の話だったと思うんですけど、ということはその頃にはきっともう飼い始めてからしばらく経ってたんだなあと。あのときパグを描いたことがすごく腑に落ちました。
大野さんみたいな人が生半可な決意でペット飼わんってことくらい分かるのに。

あとやっぱり2016年辺りがつらかったんだなっていうこと。
(大野さんがつらかったんだなごめんねみたいな記事は休止発表直後に書きました)
www.jitian-queer.com

そんな中でも、絵を描きながら聞いた曲の中で最初に思い出したのが「Miles Away」なこと。
あの曲、珍しくバラードの割に当時から好きだったけど、休止発表を聞いてからというもの大体聞くと泣いてます。
うんきっといつかこの人は絶対グループ活動に復帰してくれるだろうと思えました。

全体的に、作品集を見て読んで、切なくなりました。
あとインタビューの内容を見ていると、今は2021年以降に地方に回るのかなとも思わせてくれたので、是非ともそうしてほしいなと思いました。そしたらいつか友人も旅行がてら行くかもしれんし。




最近は文章ばっかりで絵は久しく描いていませんが、絵が描きたくなるような、それも己の集中力を投資してなるべく細かい絵を描きたいような、そんな気分になりました(きっと俺の全神経を研ぎ澄ましても大野さんには到底敵わないのだろうが)。
目の絵なら描けるかな。目って描きたくなるよね。



前述のとおり個展自体は抽選(の後先着)なのでふらっと立ち寄ることはできませんが、気になった方は作品集を見てみてください。つっても今作品集注文してもすぐ届かないんだろうけど。

大野さん、そしてこんななか個展開催にこぎつけていただいて各関係者の皆様、ありがとうございました。